紺野ぶるまの執筆本は【5冊】女性から支持されるリアルな口コミ紹介

紺野ぶるまの執筆本は【5冊】女性から共感の嵐!リアルな口コミと評判

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お笑い芸人として活躍する紺野ぶるまさん。近年ではエッセイや小説を次々と発表し、作家としても注目を集めています。

本記事では、紺野ぶるま自身がこれまでに出版した本の5冊と、それぞれの評判・口コミをわかりやすくまとめました。

芸人だからこそ書けるリアルな心情描写と、嘘のない文章に共感の声が多数寄せられており、読む人の心に静かに刺さる作品が揃っています。

アー子

初めて彼女の本を読む方にもおすすめの一冊や、ファンから期待されている次回作のヒントまで、紺野ぶるま作品の魅力を徹底解説します!

目次

紺野ぶるまの執筆本一覧【2025年最新版】

2025年11月時点で、紺野ぶるまさんが執筆した本は合計で5冊

その内訳は、エッセイ3冊、小説1冊(文庫化含め2冊)です。特にエッセイでは、芸人としての経験や女性としての葛藤、下ネタへのこだわりが赤裸々に語られています。

また小説では、実体験に基づくフィクションが描かれ、多くの読者の心を掴んでいます。

以下が、最新情報をもとにまとめた出版順リストです。

タイトル出版年出版社ジャンル
下ネタ論
2020年竹書房エッセイ
「中退女子」の生き方 ~腐った蜜柑が芸人になった話~2021年廣済堂出版自伝エッセイ
特等席とトマトと満月と2022年幻冬舎エッセイ
お腹が減りませんように、満月まで届きますように2022年幻冬舎小説(単行本)
お腹が減りませんように、満月まで届きますように(文庫本)2025年11月幻冬舎文庫小説(文庫化)

文庫版は、2022年に刊行された小説『特等席とトマトと満月と』の改題・再編集版で、装丁も一新されています。

なお、連載中のなぞかけ集やコラムの書籍化などは含まず、一般流通で購入可能な単著に限定しています。

5冊の著書を発売順に紹介(文庫版を含む)

下ネタ論(2020年、竹書房)
 芸人・紺野ぶるまの代名詞とも言える「ちんこなぞかけ」に真剣に向き合った異色のエッセイ。下ネタに対する考察、歴史的背景、女性芸人としての立ち位置などを真面目に語りつつ、笑いも忘れない構成で話題に。


「中退女子」の生き方(2021年、廣済堂出版)
 高校中退から引きこもりを経て芸人となった半生を綴った自伝的エッセイ。母との関係や自身のコンプレックスを赤裸々に描き、読者から共感を呼んだ一冊。タイトル通り、「中退女子」のリアルな声が響く作品。


特等席とトマトと満月と(2022年、幻冬舎)
 芸人を目指す若い女性・ムシナの苦悩と日常を描いた小説風エッセイ。出産と同時に刊行された本書は、「仕事と家庭の両立」というテーマを背負い、本人にとっても節目となる一冊。


お腹が減りませんように、満月まで届きますように(2022年、幻冬舎)
 初の長編小説。芸人としてくすぶる“ムシナ”が主人公で、女性芸人ならではの生々しい描写と社会の中での居場所のなさを描く。切なくもリアルな読後感が多くの共感を集めた。


お腹が減りませんように、満月まで届きますように(文庫版・2025年、幻冬舎文庫)
 内容は単行本とほぼ同様ながら、読みやすく編集され装丁も新しくなっている。THE Wファイナリストとして再注目される中での刊行で、ファン層の拡大に貢献しそうな一冊。


各本のジャンルとテーマまとめ

紺野ぶるまさんの著書は、ジャンルこそ「エッセイ」「小説」に分かれていますが、共通しているのは「芸人としてのリアルな視点」と「女性としての生きづらさの描写」です。

たとえば『下ネタ論』はコメディ色が強い一方で、その背景にはジェンダー論や文化批評の要素が見られます。

『中退女子の生き方』では、社会の枠から外れた“女子”がいかにして立ち上がったかを描き、自己肯定感の重要性を訴えます。

小説では、芸人たちの上下関係、恋愛、自己表現の葛藤などがリアルに描かれ、読者が「これは自分の話かもしれない」と思えるような感情移入を生んでいます。

2025年現在もTHE Wファイナリストとして芸人活動を継続しながら、本の中ではまた別の顔を見せてくれる紺野さん。

アー子

作品ごとに異なるテーマがありながら、一貫して“本音”で綴られている点が読者に響いています。

紺野ぶるまの本が女性から共感支持される理由

紺野ぶるまさんの著書は、芸人としての知名度だけでなく、「リアルな言葉」で語られる内容によって、多くの読者に支持されています。

口コミを総合すると、読者層の中心は20代~30代の女性で、自身の生き方や価値観に迷いを抱えている人から特に共感を集めていることがわかります。

特に『お腹が減りませんように~』シリーズは、初めて紺野ぶるま作品を読む人にとっても入りやすい構成になっており、今後さらに読者層の拡大が期待されます。

女性読者からの共感の声多数

Amazonやブクログ、読書メーターで寄せられているレビューの中でも特に目立つのが、「共感できた」「自分の過去と重なった」「私のことを書いてるのかと思った」という女性読者の声です。

紺野さんの作品では、「結婚かキャリアか」「可愛いだけじゃ生きられない」「何者にもなれない焦燥」といった、現代女性が抱えやすい悩みが丁寧に描かれており、それが世代を問わず多くの共感を呼んでいます。

また、彼女のスタンスとして「恥部を隠さず語る」姿勢があり、それが“自分もこんな気持ちを抱えていたんだ”と気づかせる読書体験につながっているようです。

中には、「自分のことを救ってくれた本」「自信がない自分を肯定してくれたようだった」という声もあり、エンタメ作品というよりも“心の支えになる言葉”として受け取られている側面も強いです。

「面白くて真面目」な文体が読みやすい

紺野ぶるまさんの著書が評価される理由の一つに、「芸人ならではのテンポ感」と「読みやすさ」が同居した文体があります。

アー子

紺野ぶるまさんの作品は、読む人を思いやる気持ちがこもっている文芸作品としても評価されているのが特徴です。

文才に驚きました。普段本を読まない人でもサクッと読めてしまうように意図してかいてるのがわかります。きっとご本人も学力にコンプレックスを抱え、本を読むことを恐れてきたからでしょう。そんな自分でも読める本があることに救われ、そう言うひとにむけて本を書きたかったんではないでしょうか。

引用:Amazonカスタマーレビュー

例えば『下ネタ論』では、一見ふざけたテーマながら学術的な面白さもあると指摘されています。

また、小説『満月まで届きますように』では、ムシナの内面描写に詩的な表現が散りばめられており、読後に静かな余韻が残ると好評です。

このように、「芸人の書いた本=軽い読み物」とは一線を画す完成度が、口コミの中でも高く評価されています。

読みやすく、かつ深く刺さる文章――それが紺野ぶるま作品の最大の魅力のひとつです。

『下ネタ論』の口コミと評判は?笑いと真剣さのバランスが絶妙

2020年に竹書房から出版された『下ネタ論』は、紺野ぶるまさんがブレイクした芸風を軸に、下ネタに真剣に向き合った異色のエッセイです。

タイトルからは軽く見られがちですが、中身は意外なほど真面目で、芸人としての哲学や文化的考察が詰まった内容となっています。

Amazonのレビュー平均は4.4点(51件)と高評価で、読者からは「下ネタにここまで真摯に向き合った本は初めて」「爆笑しながらも考えさせられる」といった内容のコメントが多く寄せられています。

評価の高い感想:下ネタに真面目に向き合う姿勢

口コミの中で最も多く見られるのは、紺野ぶるまさんの「下ネタへの真剣な姿勢」に対する驚きと称賛です。

Amazonレビューには、「下ネタを文化史や言葉の成り立ちから解説していて面白い」「一笑いで終わらせず、言葉選びに対する哲学がある」といった高評価が並びます。

わたしは20代の女性ですが、真面目で真っ直ぐで感銘を受けました。語ってるのは下ネタですが、内容は今の時代における男女差別やフェミニズムを感じました。

引用:Amazonカスタマーレビュー

また、読書メーターでは「芸人エッセイだと思って軽い気持ちで読み始めたら、思いのほか深くて泣きそうになった」という感想も見られ、笑いの奥にある“生き方”や“信念”が伝わっていることが分かります。

女性が下ネタを扱うことの偏見や困難についても丁寧に語られており、ジェンダーの視点からも評価されています。

本人のX投稿でも「書物史上一番ちんこと書いてある本」と冗談交じりに紹介される一方で、「自分の信念と芸風を貫くために書いた」と語っており、まさに“ぶるま節”が全開の一冊です。

読者にとっては、笑いだけでなく「自分ももっと真面目にふざけよう」と思えるような背中を押される読書体験となっているようです。

賛否ある点:ゴーストライター疑惑の声も

評価が高い一方で、Amazonの一部レビューに「ゴーストライターでは?」といった疑念が書かれており、実際に真偽は明らかになっていません。

紺野ぶるまはもちろん好きだけど、これは
ゴーストライターがまとめたものでしょう。

引用:Amazonカスタマーレビュー

ただし、本人はX上でたびたび「一文一文、自分で書いた」「笑いより真面目さが勝ってしまった」と語っており、あえて文体を変えた可能性が高いと考えられます。

特に、下ネタというテーマだからこそ、「ふざけた内容を真面目に書く」というアンバランスさが作品の個性とも言えるでしょう。

また、東スポでの連載『毎日ちんこなぞかけ』では3年間にわたり毎日違うネタを発信しており、その量と質からも「言葉を操る能力」は疑いようがないとも言われています。

アー子

批判的な意見もあるものの、内容を読めば読むほど「紺野ぶるま本人の声」として納得できる作りであることは間違いありません。

『中退女子の生き方』は共感の嵐!青春と挫折を描いた自伝

2021年に廣済堂出版から刊行された『「中退女子」の生き方 ~腐った蜜柑が芸人になった話~』は、紺野ぶるまさんの半生を描いた自伝的エッセイです。

高校中退、引きこもり、芸人への挑戦という道のりは一見ドラマチックに見えますが、本書ではその過程をあくまで“等身大の自分”として語っており、リアルな体験談として読者の心を強く打ちます。

また、著者がその後もTHE Wで結果を出し続けていることから、“人生の軌道修正”というテーマがより現実味を帯びて響いてくるのです。

高校中退から芸人になるまでのリアル

『中退女子の生き方』の中でも特に印象的なのが、紺野ぶるまさんが高校を中退して引きこもりになった時期の描写です。

社会や学校という枠組みに適応できず、「自分には何もない」と思い込んでいた当時の心情が、率直な言葉で描かれています。

アー子

特に「学校という枠から出ると、自分には何もなかった」という一文は、多くの読者に刺さる一節として記憶されています。

特技のなぞかけや、女性芸人としての立場の難しさなど、芸人としての武器を探し続ける姿は、同じように悩みながら何かを始めたいと思っている人々にとって大きな励みになります。

また、母との関係や家族の反応も描かれており、「娘が芸人を目指す」という決して順風満帆ではない道を、どうやって理解し合ってきたのかという側面も興味深いです。

華やかなテレビの裏側にある、静かな努力と迷いが見えるリアルな一冊です。

読者の共感ポイント:母との関係、劣等感の描写

本書が特に共感を集めているのは、親との関係性や自己肯定感の低さといった“誰もが抱えるけれど語りにくいテーマ”に、正面から向き合っている点です。

Amazonやブクログのレビューには、「母親との関係に感動した」といった親子の絆に関する感想が多く寄せられています。

爆笑問題の日曜サンデーで高校中退の話をしてたのが面白かったので本書も読んでみました。
文章が読みやすいし表現も面白い。
母親との関係については感動しました。

引用:Amazonカスタマーレビュー

また、女性芸人として見た目を武器にされることへの抵抗や、業界内の価値観との葛藤も描かれており、特に女性読者から支持が集まっています。

文章で読者の心を深く揺さぶる紺野ぶるまさん、これからのネタに注目が集まります。

『特等席とトマトと満月と』が描く女性芸人のリアル

2022年に幻冬舎から刊行された『特等席とトマトと満月と』は、紺野ぶるまさんの2作目のエッセイでありながら、フィクション性を帯びた作品として話題を呼びました。

帯には人気作家・一穂ミチさんの推薦コメントも掲載され、読み物としての完成度も高く評価されています。

女性芸人“ムシナ”が主人公という点で後の小説『お腹が減りませんように、満月まで届きますように』と地続きの存在とも言われており、テーマや構成に共通点が見られます。

出産とほぼ同時期に発表された作品ということもあり、本人にとっても特別な意味を持つ一冊です。

本書の特徴は、芸人としての日常や舞台裏、業界の価値観といった「現実の芸人生活」を、物語仕立てで綴っている点です。

仕事か結婚か、葛藤する“ムシナ”の選択

本書の中心人物であるムシナは、芸人として中堅に差し掛かった女性で、売れたい気持ちと結婚・出産への憧れとの間で揺れ動いています。

この設定は紺野ぶるまさん自身の体験ともリンクしており、本音が詰まっているとの声が多数上がっています。

ムシナは、ステージでは堂々としていても、楽屋では劣等感に悩まされ、私生活では恋愛の距離感に戸惑いながらも“芸人であること”を選び続けます。

その姿が、「何かを捨ててでも夢を追うしかない」と思い込んでいた多くの読者に、優しく寄り添うように届くのです。

アー子

芸人という立場を離れて読んでも、誰にでも通じる葛藤が詰まった章です。

スタイルの良さが武器にならない世界

ムシナというキャラクターのもう一つの特徴は、「芸人としてはスタイルが良すぎる」という“見た目のコンプレックス”を抱えていることです。

彼女は、美人すぎるがゆえに“ウケない”とされ、見た目を活かそうとすれば「芸人っぽくない」と評価される。

この作品は男性からのコメントも多く、「面白い」「ドラマ化希望」の声も多く上がっています。

“武器にならない魅力”を抱えた主人公が、それでも芸人を続ける姿に、多くの女性読者が「励まされた」と語っています。

笑いの世界において、女性であること、そして見た目が“普通ではない”ことが、時に足かせになるというリアルが、本作をより切実で重要な作品にしています。

小説『お腹が減りませんように、満月まで届きますように』のリアルすぎる芸人世界

『お腹が減りませんように、満月まで届きますように』は、紺野ぶるまさんが2022年に発表した初の長編小説で、2025年11月には文庫化もされています。

この作品は、芸人として“売れない日々”を過ごす女性・ムシナを主人公に、女性芸人たちの葛藤、恋愛、上下関係などをリアルに描いたもの。

アー子

小説でありながら、本人の実体験が色濃く反映されていることが読者にも伝わり、強い共感を呼んでいます。

2025年にはこの作品が文庫化され、THE W出場のタイミングとも重なって再注目されています。

初の小説作品はどこが評価されたのか?

この作品で高く評価されたのは、「小説としての完成度の高さ」と「主人公ムシナの描写のリアルさ」です。

Amazonの単行本レビュー平均は3.5点とやや控えめですが、内容に対する評価はかなり好意的な意見が多く、「初小説とは思えない文章力」「ムシナがまるで本人のようで感情移入した」などの声が寄せられています。

文章はエッセイの延長というよりも、きちんと物語として構成されており、特に後半の展開では読者の心を揺さぶる場面が多数。

アー子

お笑い大会での敗退、先輩芸人との別れ、芸人としての限界を感じる夜……こうした経験がとてもリアルに描かれており、まさに“芸人の内面”を見せることに成功しています。

本人はXで「THE Wの流れでまさに、女芸人たちの話」ともコメントしており、自分自身の延長線上にある小説であることを認めています。

ファンからは「ノンフィクションに近いフィクション」として支持されており、次作への期待も大きく膨らんでいます。

読者の感想:芸人たちの上下関係・恋愛模様の生々しさ

口コミの中で多く取り上げられているのが、「芸人の上下関係の描写がとにかくリアル」「恋愛と芸人としての自己表現の間で揺れる姿に泣いた」といった感想です。

文庫化にあたっての本人のコメントでは、「どんな仕事をしてたって悩まずには生きられません」と述べており、芸人に限らずすべての人に届く普遍的なテーマが込められていることがわかります。

自分の人生と重ねて読む読者が多いことからも、心に残る一冊として今後も読み継がれていく可能性があります。

まとめ

口コミやSNS反応を見ると、「リアルで共感できること」「笑いと切なさのバランス」「嘘をつかない文章」が求められていることがわかります。

次作においても、このスタイルを維持しながら新たなテーマに挑んでくれることを、多くのファンが楽しみにしています。

この記事のおさらい

  • 紺野ぶるまさんの執筆本は、2025年11月時点で5冊(文庫版含む)
  • エッセイや小説で「女性芸人のリアル」や「生きづらさ」がテーマ
  • 読者層は20〜30代の女性中心で、「共感」「救われた」などの声が多数
  • 次作は育児・人生論などのテーマに期待が高まっている
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