M-1グランプリ2025で見事王者に輝いた「たくろう」。
彼らの爆笑漫才とともに、日本中の視聴者の視線を釘付けにしたのが赤木さんが着用していた独特な柄のシャツです。
「あの不思議な模様、どこかで見たことがあるような?」「一体どこで買えるの?」と気になって夜も眠れない方も多いはず。
実はあの衣装には、単なる「変な服」という言葉では片付けられない、コンビの10年にわたる深い絆と、驚きの秘密が隠されています。
この記事では、以下の3点について詳しく解説します。
- シャツの入手先と衝撃の価格
- 10年着続ける衣装へのこだわり
- JR西日本の座席に似てる真相
この記事を読み終える頃には、赤木さんのシャツに隠されたエピソードを知り、たくろうの漫才が何倍も味わい深く、そして愛おしく感じられるようになるはずです。
たくろう赤木シャツはどこで売ってる?
商店街で77%オフ?驚きの入手経路
赤木さんが着用している茶色基調のモザイク風プリントシャツ。
その出所を調査したところ、意外すぎる事実が判明しました。
しかも、驚くべきはその価格です。
なんと定価の「77%オフ」という、投げ売り状態のワゴンセール品でした。
おしゃれなセレクトショップではなく、街の小さな洋服屋さんの片隅で「誰が買うんだろう?」と思われていたであろう一枚。
それが、後のM-1王者のトレードマークになるとは、当時の店主も想像していなかったことでしょう。
JR西日本の座席に似てる理由
なぜこれほどまでに多くの人が「この柄を知っている」と感じたのでしょうか。
その答えは、関西圏を走るJR西日本の新快速電車の座席シート(モケット柄)にありました。
赤木さんのシャツの模様は、茶色いベースに幾何学的なドットやラインが並ぶデザイン。
これが、新快速の落ち着いた車内インテリアである座席の柄に酷似しているのです。
たくろう赤木さんのシャツが大和路快速のシートにしか見えなくなってきた
— Bさん (@pwpthsi) December 21, 2025
関西人にとって、通勤や通学で毎日見ている「あの座席」が漫才をしているかのような錯覚。
アー子この親しみやすさと違和感の絶妙なバランスが、視聴者の脳裏に焼き付いた大きな理由です。
新快速のモケット柄そっくりと話題
M-1の放送中、SNSでは「赤木さんのシャツ、新快速の座席にしか見えない」「JR西日本の擬人化か?」といった投稿が相次ぎ、瞬く間に拡散されました。
たくろう赤木さん、新快速電車のモケットみたいなシャツ着てるな
— ふ ぶ き (@woo_hoo_bukky) December 21, 2025
#M1グランプリ2025
M-1でたくろうの赤木が着てた服の柄、JR西日本の新快速とか快速のシートの柄とほぼ同じやった pic.twitter.com/ASjo1ahCQO
— アーサー (@glorydays_qq) December 21, 2025
優勝の瞬間には「座席が日本一になった!」という祝福の声まで上がり、衣装が単なる服を超えて、一つのキャラクターとして愛される現象が起きました。
M-1優勝を支えた10年ものの勝負服
たくろうがM-1の舞台で見せたあの圧倒的なパフォーマンス。
その背景には、ボロボロになっても着続けた「10年ものの勝負服」がありました。
たくろう、ずっとこのフォーマットなのもすごいけど赤木のシャツがずっと同じなのもすごい。https://t.co/8dnVtPNP5i pic.twitter.com/ZP2tbKG097
— くろまつ (@PONKOTSUforever) December 21, 2025
このシャツ、赤木さんが自分で選んだものではありません。相方のきむらバンドさんから贈られたプレゼントなのです。
コンビ結成初期、まだ何者でもなかった二人が「どうすれば自分たちの面白さが伝わるか」を模索していた時期、きむらさんが商店街で見つけてきたのがこのシャツでした。
その個性を視覚的に一瞬で伝えるために、この「意味不明な柄」が選ばれたのです。
このシャツを10年間着続けるという行為には、相方に対する深い信頼と、自分たちのスタイルを変えないという強い意志が込められています。
その姿には、言葉以上のコンビ愛が溢れていました。
また、赤木さんは漫才師の多くが着用するジャケットをあえて着ないという選択をしています。
でもたくろう赤木さんはあの意味不明な柄のシャツ着てるからこそ良さが際立つのかもねwww
— ゆりあ (@yurixyuria) December 26, 2025
これは「短時間で信頼とキャラクターを伝える凄み」として専門家からも高く評価されました。
ジャケットを着ないラフな姿は、観客との距離を縮め、赤木さんの持つ独特の「おかしみ」をストレートに伝える効果を発揮したのです。
たとえ「ダサい」「おじいちゃんみたい」と言われても、自分たちの信じた笑いをこの一着に託す。
せいやの動画でたくろう赤木の衣装がヤバいと言っていたけど、本当にあんな地味なシャツで優勝した人過去にいないな…
— はな (@yoyukaso) December 22, 2025
10年間の苦労も、劇場でのスベり笑いも、すべてこのシャツの繊維に染み込んでいます。
優勝の瞬間に見せたきむらさんの「もっとええやつを買ってあげたい」という言葉は、ボロボロになるまで戦い抜いたこのシャツへの、最高の労いだったのではないでしょうか。
衣装の変遷と「赤木コレクション」の裏側
結成当時から10年間変わらないスタイル
たくろうの衣装の歴史を振り返ると、驚くほど「変化がない」ことに驚かされます。
- 2013年頃:結成直後からこのシャツで活動開始。
- 2020年:ネタの設定に変化があっても、シャツは不変。
- 2025年:M-1優勝時も、やはりこのシャツ。
一部では「衣装を新調したほうがいい」という声もありましたが、この不変のスタイルこそが、彼らのブランドを確立させました。
あずき色ジャージや個性派Tシャツの私服
赤木コレクション
— たくろう きむらバンド (@takurouband) June 20, 2020
ジャージ 5900円
カラー
あずきバー、もしくはカバの目の周りの色🎨
※トイレに行ってくると言い残して、帰りに普通にジャージ買って帰ってきた所をパシャリ📸
買った理由は肌寒かったからだそうです😂😂 pic.twitter.com/9I0grBoNbv
赤木さんの私服は実に多様で、ファンからは「赤木コレクション」として親しまれています。
特に有名なのが、2020年に購入した「あずき色のジャージ」です。
他にも「脇毛はみ出しTシャツ」など、赤木さんのワードローブには独特のセンスが光るアイテムが並んでおり、ステージで見せる一貫性とは裏腹に、私生活ではファッションを楽しんでいる様子が伺えます。
明日は名古屋4ステ!!
— たくろう 赤木 (@takuroakagi) August 25, 2023
脇毛はみ出しTシャツ!!
半開きカバン!!
ゼロ感情無精髭!!
頭上ビッグパックンチョ!!
役満お下劣人間!!!! pic.twitter.com/9sn286o5Bz
SNSで「シャツが欲しい」とファンが熱望
おじいちゃん風のレトロな質感が人気
放送後、SNSでは「赤木さんのシャツ、古着っぽくて可愛い」「どこで売ってるの?欲しい!」という声が続出しました。
たくろう赤木さんのシャツほしい。
— たきこ😎 (@takikod00) December 22, 2025
一見すると「おじいちゃんが着ていそうな柄」ですが、今の若者にとってはそれが「レトロでエモい」ファッションとして映っています。
古着屋で似たような柄を探す「たくろう風コーデ」を楽しむファンも現れるほどです。
優勝後の賞金で衣装は新調するのか?
誰もが気になるのが、「優勝賞金でついに衣装を新調するのか?」という点です。
きむらバンドさんは「もっとええやつを買ってあげたい」と語っていましたが、一方でファンからは「あのシャツじゃないとたくろうじゃない」という存続を願う声も多いです。
「10年ものの勝負服」が殿堂入りするのか、それとも第2の伝説のシャツが誕生するのか。



彼らのこれからの衣装変遷からも目が離せません。
まとめ
たくろう赤木さんのトレードマークである柄シャツは、相方きむらさんが商店街で「77%オフ」という超特価で見つけてきた絆の一着でした。JR西日本の新快速座席に似ているとネタにされるほどの親しみやすさと、10年間一度も変えずに着続けたという驚きのエピソード。これこそが、彼らがM-1王者の座を掴み取った原動力の一つだったと言えるでしょう。
ステージでの固定されたスタイルとは対照的に、「赤木コレクション」と呼ばれる私服での個性豊かなセンスも、彼の底知れない魅力を物語っています。レトロで「古着っぽくてかわいい」と若者からも支持されるあのスタイルは、まさに唯一無二。
優勝という頂点に立っても、この思い出の詰まったシャツを貫き通すのか、あるいは新しい「勝負服」を披露してくれるのか。たくろうというコンビの歴史を刻んできた、この不思議なシャツの物語は、これからも多くのファンを惹きつけ続けることでしょう。









