「縁結びの神社」として名高い東叶神社への初詣、2026年はここからスタートしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、浦賀湾を挟んで位置するこの神社は、西叶神社以上に駐車スペースが限られており、何も知らずに車で向かうと新年早々立ち往生してしまう可能性があります。
また、名物の「200段の石段」を混雑の中で登るのは体力勝負です。でもご安心ください。
地元の方の動きや過去の傾向を知れば、驚くほどスムーズに参拝し、絶景のご利益スポットを独り占めできるタイミングがあります。
この記事で分かること
- 駐車スペース数台!激戦区の回避策
- 三が日でも比較的空いている狙い目
- 御守り袋を手に入れる正しい参拝順序
記事を読み終える頃には、混雑のピークを賢く避け、勝海舟も愛した景色を眺めながら、心穏やかに良縁を祈願できる「大人の初詣」の計画が整いますよ。
東叶神社の初詣は毎年混雑する?過去3年の混雑傾向
東叶神社は、対岸の西叶神社と対になるパワースポットとして、近年特に若い方やカップルを中心に人気が急上昇しています。
例年、三が日は多くの参拝客で賑わいますが、西叶神社から「渡し船」で渡ってくる方が多いため、船の運行状況や西側の混雑具合に連動して波があるのが特徴です。
元旦は何時がピーク?時間帯別の混み具合
東叶神社は高台にあり、房総半島まで見渡せる絶景スポットでもあるため、日の出と共に参拝する方が多くいらっしゃいます。
その後、お昼前後にかけては、西側から船で移動してきた参拝客で境内が最も賑わう時間帯となります。
三が日の混雑予想
理由は、本殿参拝後に「恵仁志坂(えにしざか)」などの石段を登って奥の院まで足を運ぶ方が多いためです。
人の流れがゆっくりしているため、時間帯によっては入場規制のような状態になることも想定しておきましょう。
過去のSNS・現地レポから見るリアルな混雑状況
例えば、1月8日に訪れた方は、破魔矢を購入しつつスムーズに参拝されており、混雑についてのネガティブな言及は一切ありません。
三が日の熱気が落ち着いた後の平日などは、特に狙い目と言えるでしょう。
本日、初詣!東叶神社⛩️です。破魔矢を買いました。1000円。ここの安いんです。 pic.twitter.com/4QakTA4vSe
— タコイトキレオ (@WAig0UEaWIql5MM) January 8, 2025
東叶神社の初詣2026|混雑する時間帯と穴場の時間
2026年の初詣を快適なものにするためには、人の波が引く「隙間時間」を狙うのが賢い戦略です。
一番混雑する時間帯
この時間帯は、西叶神社で勾玉を手に入れた参拝客が、渡し船に乗って続々と東側に到着するタイミングと重なります。
船乗り場から境内までの道も狭いため、人混みで思うように進めないこともあります。
比較的空いているおすすめ時間帯
特に東叶神社は朝日が美しいため、早起きして澄んだ空気の中で参拝するのは非常に気持ちが良いものです。
また、1月10日以降に訪れた方の投稿では、縁結び祈願をゆっくりと行えた様子が報告されています。
アー子「縁結び」のご利益をじっくりお願いしたいなら、あえて時期をずらすのが正解です。
去年はたまゆらに縁があった一年だったので、今年も縁を作りたいと思い横須賀・浦賀の東叶神社へ。そしてこれが初詣になるという。 pic.twitter.com/hqMhoTcnTj
— らぴで (@metro8_toro) January 10, 2025
家族連れ・高齢者に向いている時間帯
足腰に不安のある方や小さなお子様連れの場合、長い石段がある東叶神社の参拝は、人が少ない時期を選ぶのが鉄則です。
1月4日以降、できれば第二週の週末などを選ぶと、後ろの人を気にせず自分たちのペースで登ることができます。
東叶神社の初詣2026|混雑を避ける5つの方法
東叶神社ならではの立地条件を踏まえた、具体的な混雑回避術をご紹介します。
早朝参拝(6–8時)が最も空いている理由
早朝は、渡し船を使って観光気分で訪れる層がまだ動き出していない時間帯です。
地元の方が散歩がてら参拝に来る程度の静けさがあり、神聖な雰囲気を最も感じられる時間と言えます。
境内の入り口選びで大きく変わる混雑回避
東叶神社へのアプローチは、海沿いの道から入るのが一般的ですが、道幅が狭く車とのすれ違いも困難な場所があります。
徒歩で向かう際も、広がらずに一列で進むよう心がけるだけで、スムーズな移動が可能になります。
参拝順路を知って効率よく回る
ここで最も重要なのが「参拝の順序」です。
縁結びのお守りを完成させたい場合、先に西叶神社で「勾玉」を入手してから、東叶神社に来て「お守り袋」を授かるのが正式な流れです。
東叶神社からスタートしてしまうと、袋だけ先に手に入ることになり、勾玉を求めて対岸へ渡り、また戻ってくるという非効率な動きになってしまいます。



混雑回避のためにも「西→東」のルートを守りましょう。
公共交通機関を使うメリット
東叶神社周辺は、西側以上に駐車場事情が深刻です。
バスを利用して「東叶神社前」周辺まで来るか、西側に車を停めて(西側も混みますが)船で渡る方が、結果的に時間の節約になります。
子ども連れで快適に回るポイント
お子様連れの場合、200段以上の石段は冒険になりますが、無理は禁物です。



混雑時に石段で立ち止まると危険なため、空いている時間帯を選びましょう。
また、社務所の近くにはベンチなど休憩できるスペースが限られているため、水分補給の準備などは参拝前に済ませておくのがベターです。
東叶神社の初詣2026|リアルタイム混雑状況の確認方法
出発直前のチェックが、当日の運命を左右します。
X(旧Twitter)で混雑を確認
Xで「東叶神社」「浦賀の渡し」と検索してみてください。
特に「渡し船の待ち時間」に関する投稿は、東叶神社の混雑状況を測る重要なバロメーターになります。



船が混んでいれば、到着先の東叶神社も混んでいると判断できます。
Google マップの「混雑する時間帯」機能
Googleマップで「東叶神社」を検索し、リアルタイム情報を確認します。
普段より赤く表示されている場合は、境内がかなり密集している証拠です。
ライブカメラ・自治体サイトが提供している情報
直接的なカメラはありませんが、浦賀港周辺の天気や風の強さをチェックするのも有効です。
強風で渡し船が欠航になると、東叶神社へのアクセスがバスのみになり、人の流れが大きく変わるからです。
東叶神社の初詣の参拝時間・開門時間
計画を立てるために必要な基本情報を押さえておきましょう。
大晦日〜元旦の特別時間
大晦日から元旦にかけては、夜間の参拝が可能になることが多いですが、社務所の対応時間は要確認です。
暗い中での石段は足元が見えにくいため、懐中電灯を持参するか、スマホのライトを活用するなど注意が必要です。
三が日の参拝可能時間
基本的には日中の参拝となります。
特に「お守り袋」や「御朱印」をいただきたい場合は、16時頃までに受付を済ませるよう余裕を持って行動してください。
御朱印の受付時間
初詣期間中は、書き置き(紙の御朱印)での対応となることが多く、日付が入っているかなどをその場で確認することをおすすめします。
1月10日頃に訪れた方は、落ち着いて御朱印をいただけたようです。
昨日やっと初詣行けた
— 鶴シュー (@thurushu325) January 10, 2025
東西の叶神社へご挨拶
御朱印もいただきました。 pic.twitter.com/wlNhwYddnf
東叶初詣2026|アクセス方法と交通規制
東叶神社へのアクセスは、少し特殊な事情を含んでいます。
電車・バスでのアクセス
京急「浦賀駅」から京急バス「鴨居方面」行きに乗り、「新町」などのバス停で下車し徒歩で向かうルートが陸路の基本です。
しかし、多くの方は「西叶神社」側から「浦賀の渡し」船に乗って海からアクセスします。



この船旅自体が初詣のハイライトでもあります。
車で行く場合の迂回ルート
車でのアクセスは極力避けるべきです。
迂回ルートもほとんどなく、迷い込むとバックで戻る羽目になります。
大晦日〜三が日の交通規制情報
周辺道路は混雑緩和のため、車両進入禁止や一方通行などの規制がかかる可能性があります。
現地の誘導員の指示に必ず従ってください。
東叶初詣2026|駐車場情報(混雑・満車状況)
車で行こうとしている方へ、厳しい現実をお伝えします。
神社周辺の駐車場の満車時間帯
東叶神社の駐車場は、ソースの情報にもある通り、4〜5台分しかありません。
道路の反対側にも数台置けるかどうかというレベルで、お正月期間にここに停められる確率は「宝くじに当たるようなもの」だと思ってください。



朝一番でも埋まっている可能性が高いです。
穴場駐車場
どうしても車の場合は、浦賀駅周辺のコインパーキングを利用し、そこからバスで向かうのが最も確実で安全な「穴場ルート」です。
警備員の誘導が多いエリア
お正月期間は、狭い道路でのトラブル防止のため警備員が出ていることがあります。
満車の合図が出たら、無理に待とうとせず即座に移動してください。



待機スペース自体がありません。
まとめ|東叶神社の初詣は早朝がもっとも快適に参拝できる
東叶神社の初詣を成功させるポイントをまとめました。
- 駐車場はわずか数台。車での直行は「ほぼ不可能」と心得るべし。
- 混雑回避の鍵は「早朝」または「1月4日以降」。
- 参拝ルートは「西で勾玉」→「東でお守り袋」が鉄則。
- 200段の石段があるため、歩きやすい靴と服装で。
- 絶景のオーシャンビューは、混雑を避ければ独り占めできる。
勝海舟が断食修行をしたとされる井戸や、歴史ある石段など、東叶神社には見どころがたくさんあります。
事前の準備で混雑を回避し、素晴らしい景色と共に2026年の良縁を引き寄せてください。




